業績と時短を両立させる最強のチームビルディング式働き方改革

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COLUMNコラム

組織づくりは脇役が命

2021.02.12

組織づくりは脇役が命

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最強のチームビルディング式働き方改革
運営メンバーの初瀬川です。

 

去年大人気だった鬼滅の刃。

 

最終巻の販売日は書店に
行列ができるほどだったそうです。

 

鬼滅の刃の主人公「竈門炭治郎」は
出世欲がまったくない少年です。

 

彼は鬼になってしまった
妹のねずこを人間に戻すために
鬼滅隊という組織に入ります。

 

そこには出世して「柱」(鬼滅隊の幹部)に
なりたいと息巻く仲間たちがいるのですが、

出世欲がない炭治郎は
他の仲間が柱になるのを応援する
という場面があります。

 

あなたの周りにそういう人は
どれぐらいいるでしょうか?

 

自分のことを差し置いて、
とにかく周りを支援する人。

 

これが今の組織に必要とされる
リーダー像だと私は思っています。

 

 

リーダーというと
一般には引っ張ってくれるという
イメージが強いと思います。

 

責任感の強さゆえに
社員を引っ張っていかなきゃいけないと
思われている経営者は多いですが、

それは自分が主役になろうとしすぎです。

 

社員に自発的に動いてほしい、
つまり主役になってほしいと
言っておきながら、

言ったそばから
「ああしろ、こうしろ」と
自分が主役になろうとしている。

 

社員はその態度を見て
どう思うでしょうか?

 

 

ひとりひとりの社員が自ら動き
活躍できる組織とは、

ひとりひとりが主役になれる
組織だと私は思っています。

 

それは言い換えると、

みんながその場に応じて
脇役に徹することができる組織
ということです。

 

脇役に回ること、
あえて身を引くことによって

相手の能力が引き出されることは
よくあることです。

 

炭治郎のように、
とはいかないでしょうが、

自立した組織、成長する組織を作るには
いかに脇役を演じられるかということも
非常に大事なことだと思います。

 

漫画のストーリーもおもしろいですが、
こういう視点から漫画を読んでいっても
おもしろいと思いますよ!

 

 

※この記事は過去のメルマガ記事を転載したものです。

 

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初瀬川 達郎

初瀬川 達郎

福井社労士事務所 代表

担当地域:全国

大学卒業後、地元の会計事務所に就職。 日々経営者の相談を受けるも、会社は「数字」だけでは変わらないことを痛感し、 社労士として独立。その後組織開発の道に進み、法律だけでは解決できない組織の本当の問題の解決に力をいれています。